2017・10
<< 09 1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15/16/17/18/19/20/21/22/23/24/25/26/27/28/29/30/31/ 11 >>
--/--/-- (--) スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2007/04/23 (Mon) 「~のかがみ」は鏡?
最近知ったデイリーヨミウリ記者のコレって英語で?というサイト、英語でどう言えばわからない日本語の表現をうまく説明していてなかなかおもしろい。なるほど~~と思いながら過去ログも読み漁りはじめたところ、「~の鏡」というエントリを見つけた。

以下引用:

模範、手本を意味する「~の鏡」は、「他の模範となる、称賛すべき」という意味のexemplary を使い、exemplary ~と説明できます。(以下略)

あれ、「鏡」?模範・手本を意味するのは「鑑」では?
と思い、あらためて辞書を引いたらやはり「~の鑑」であった。
ただしい英語表現を伝えるにはまず日本語が正しくなくてはいけない(間違いが多い私も他人の事は言えないが…)のにこれではイカン!と思い、訂正を求めるメールをデイリーヨミウリ記者のコレって英語で?宛に送った。

そして5日後、返答のメールをいただいた。以下一部抜粋:

弊社では、常用外漢字の「鑑」は紙面、サイトで使用せず、
常用漢字の「鏡」を使用する用語ルールを決めております。


え、常用外?
普通に見かけている「鑑」が常用外とは知らなかった。
自宅にある三省堂の国語の辞書を引いてみると、常用外という表記はない。
オンラインの辞書でも調べたが、やはり常用外という表記はなし。
だいたいこれが常用外なら「鑑みる」「鑑定」「鑑賞」など普通に使われてる表現が使えなくなるか、漢字を変えるか、最悪ひらがな表記になってしまうということだろう。

うーん、納得できない!と思い、さらに調べまくってみた。
すると、PCの変換ツールの注釈で常用外であるという表記が出てきた。
それも「~の鑑」という使用法だけに適用されるらしい。
ちなみに、「かがみ」の注釈には「←鑑」とあったので、恐らくデイリーヨミウリがすべき表記変更は「鏡」という別の意味を持つ名詞に置き換えることではなく、「かがみ」とひらがな表記することだったのだろう。

これを提案してみようかな…と思ったが、一般的に使われているとは言えここではどうしても妥当とは思えない「鏡」を使用することに疑問を抱いていない様子であったので、意義のあるやり取りに発展することには期待できないのかも知れない。とは言え私もこれを機に勉強できたのでそれは本当によかった。
さしあたっては、自分も今後は常用外の漢字にももっと敏感になっておこう。日本語は本当におもしろい!
スポンサーサイト

comment









ブログ管理人にのみ表示を許可する


trackback

trackback_url
http://ajk.blog75.fc2.com/tb.php/49-3e30f479

プロフィール

AJK

Author:AJK
WRC観戦が趣味の通訳・翻訳者です。
ひとつの文化として世界ラリー選手権が大好き!
テレビ朝日「地球の走り方」のコメンテーターとして出演中。

米国で会議通訳修士号(MACI)を取得後に自動車専門の同時・逐次通訳として活動、2015年より日本で会議通訳者として活動しています。

ブログ内検索

カテゴリー

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する



RSSフィード



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。