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2009/03/02 (Mon) 永遠のオーロラ
10代の大半をバレエに費やしたこともあり、現在でもバレエの大ファンです。
小学生ぐらいの頃からバレエの歴史などを読み込んでいたのですが、ちょうど11歳ぐらいの時、イギリスのロイヤル・バレエ団の元プリンシパル、マーゴット・フォンテイン女史の「舞踊(バレエ?)の歴史」という感じのタイトルのドキュメンタリーが日本でも放映され、ビデオ録画して何年もの間見続けました。たくさんの映像や写真がこれでもかと紹介されていて、本当におもしろい番組でした。

その数ある貴重な映像の中、今でもその衝撃が新鮮に蘇るものが。

今は亡きフォンテイン女史が数十年前に踊った、「眠れる森の美女」第一幕、年頃になったオーロラ姫の誕生日を祝う宴での「ローズ・アダージオ」。両親である王様、お后様、そして城中の人々に見守られ、4人の求婚者と踊ります。

フォンテインはもともと素晴らしい気品を持つ踊り方で知られていますが、このオーロラはもう、それに加えて人生の春を迎えて光り輝くような10代のお姫様の喜びを全身で表しています。かわいらしいのに、圧倒的な威厳がある。求婚者達もまるで下僕のよう(笑) まだ小さい時に見たとは言え、初めて「脚がよくあがるなー」とか「回るのうまいなー」ではなく「お姫様だ!」という衝撃を受けたのを覚えています。

非常に難しいところもあるこのルーティンは、もちろん技術の見せ場でもあるんですが、個人的には技術よりもどれだけオーロラというキャラクターを表現できるかということのほうを意識して観たいものです。フォンテインのこのパフォーマンスは、「オーロラを演じているダンサー」ではなく「オーロラその人」を感じさせてくれるという意味で、これを超えるものが出てくるとはとても思えません。フォンテイン自身、ここでは技術どうとか考えてるようには見えない(笑) 

せっかくなので、世界三大バレエのものを比較。
フォンテインのものはかなり古いので、現在のプリンシパルのものもご紹介。

マーゴット・フォンテイン@現英国ロイヤルバレエ団

衣装・髪型が大好きです。今この役でこういう髪型は見ないなあ

アリーナ・コジョカル@英国ロイヤルバレエ団

可憐!技術は完璧で表現も豊か、小柄なところが役にお似合い。最後のポーズが大好き。 >>> パート2

オーレリ・デュポン@フランス・パリオペラ座バレエ団

かわいらしさよりも気品バリバリ、大人っぽい! >>> バレエ団公式HP

スヴェトラーナ・ザハロワ@ロシア・ボリショイバレエ団

さすが柔軟性で知られるザハロワ(笑) 動きの大きいロシアスタイルを貫いてます。 >>> ザハロワ公式HP

フォンテイン:多少不遜なところもある快活なお姫様
コジョカル:花のように優しくて可憐
デュポン:欠点も隙もなく、緊張感のある気品の塊
ザハロワ:私を見て!アピール満点
というところでしょうか。やはり個人的には人間味のあるフォンテインのオーロラが好きです。コジョカルの表現もタイプとしては似てますが(ロイヤルの伝統?偶然?)、ダンサー自身の個性とアプローチが違いを生んでいますね、おもしろい!

前述のドキュメンタリー、実はかなり探しているんですが…絶版になっているらしく、入手できていません。本当に素晴らしい作品なので、またどこかでじっくり見たいです。本(和訳版)の方は手に入れてるんですが、やはり映像が見たい!
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プロフィール

AJK

Author:AJK
WRC観戦が趣味の通訳・翻訳者です。
ひとつの文化として世界ラリー選手権が大好き!
テレビ朝日「地球の走り方」のコメンテーターとして出演中。

米国で会議通訳修士号(MACI)を取得後に自動車専門の同時・逐次通訳として活動、2015年より日本で会議通訳者として活動しています。

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